国際物流総合展

東京国際展示場(東京ビッグサイト)で行われた第13回国際物流総合展に行ってきました。

以前は毎年行われていましたが、最近は隔年で開催。お次はオリンピックと重なるためか、2021年開催になるようです。いろんな展示を写真に撮ってと意気込んでいったのですが、やはり今回も「撮影禁止」。でもよく見るとスマホやコンデジで撮影している人もいるんです。まあ、ルールは守るか・・・とカメラは鞄の中へ。ある意味正解だったかも知れません。

展示のメインはズバリ「省力化」。物流に携わる人が少なくなる中、仕分けの自動化、配送の効率化、省力化が喫緊の課題。国内の名だたるメーカーさんの自動仕分け機や作業補助ロボット(介護の現場でも使われてますね)などがこれでもか!と並んでいます。

出展会社にとっては「新規顧客の開拓」がメインなので、自社社員だけではなく(派遣業者の)コンパニオンさんが花を添える。男なんて単純なもので・・・という図式は前回と変わっていませんが、今回大きく感じたのはその「顧客データ」の収集方法。

資料が欲しけりゃ名刺をください、という前回の「アナログ感」たっぷりの方式から、今回は入場者タグの「バーコード」でこちらの情報は吸い上げられる。小さなブースだと名刺箱が置かれているのですが、大きなところだとバーコードリーダーが何台も。ノベルティにつられてアンケートなんか書いていると、お姉さんがスキャナで「ピッ」と。ある意味入場者も「配送荷物」と同じ感覚で取り扱われていきます。

事前登録で申し込みしていたので、スキャンと同時にこちらが何者でどこから来てどんな仕事をして何を求めてきたか・・・なんて情報がすぐ分かります。IoTの正しい使い方でしょうか。

海外からのお客様も多く、大型の自動仕分け機が小さな段ボールを小さな箱にきちんと入れるのを見て「Amazing!」と喝采してました。そう、細かい作業は得意なんです。でもそのほとんどの部品は海外からのものだったりするわけで・・・ちょっと複雑。

3時間ほどかけて見学し、カレーを食して帰って参りました。次回開催時にはどんな展示になるか、かなり楽しみです。

2018年09月15日